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裏猫道

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R18
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案内された部屋は、景色の良い和室で、ナルトは部屋の中を一回りすると、さっそく備え付けのお菓子に手を伸ばす。
「カカシ先生、お茶飲む?」
「ん。お願い」
ナルトは急須にお湯を注ぐと背を丸めて座っているカカシの隣に元気良く座った。
「シシシ。先生と旅行なんて久しぶりだってば」
「あー…そういえばそうだね?」
ナルトの分の蜜柑の皮を剥いて上げながらカカシが答える。ナルトはカカシに蜜柑の房を差し出され、躊躇いがちにそれを咀嚼する。
「カカシ先生って任務以外の時はオレに甘いよな」
「そりゃ…仕事とプライベートは別でしょ」
「そういうもん?」
「そういうもんだと思うよ」
ふぅん、とナルトがテーブルの上に頬を付けていると、口布を外したカカシにキスされる。ぬるくなった蜜柑が口の中でくちゅりと音をたてた。
「んぅ……ふっ」
後頭部に手を添えられ、床に押し倒される。ぬるつくカカシの舌がナルトの口の中に差し込まれた。
「はぁ…ナルト」
「カカシ先生……?」
「……着いたばっかりでおまえには申し訳ないんだが…シタいんだけど、いいかな?」
「へ?」
「ナルト…・」
「へ、あ。ちょっまってってば。カカシ先生、冗談だろ?」
「嘘吐いてどうするの、大真面目です」
慌てたナルトの下半身にカカシのすでに硬いものが押し付けられる。
「オレとセックスしよう、ナルト?」
「や…、ま、まってっ」     
いきなりすぎるってば、とナルトはカカシの舌を追い出そうと抵抗を試みるが、カカシは逃げ打つナルトの舌を逆に絡めとり、舌の根まで吸いあげる。カカシはナルトの喉奥を犯しながら、しばらく金糸の髪の毛をゆるゆると梳く。
ナルトはカカシのキスだけでとろんと微睡んでしまった。ナルトの素直な反応に気を良くしたカカシは笑みを吊り上げた。
「おまえの顔、みてたら欲情しちゃった」
「で、でも」
「オレとシタくないの。オレはおまえのことが好きなのに。ナルトはオレのこと好きじゃないの?」
「あ…好きだってば」
「宜しい。ならオレとセックスしようねぇ」
「???」
あれ、なんだかおかしいぞ、という表情でナルトが顔を顰める。どうも、おかしいぞ、と思ったが、それがどうしてかと指摘できるほど、まだナルトは頭の回転がよくなかった。
「オレと温泉旅行行くってのはそういうことなんだよ…?」
自雷也と修行の旅に出たものの、まだまだ世間の一般常識に、とくに色恋の流儀に疎いナルトは、カカシの言葉に目を白黒とさせる。
「そ、そんなことカカシ先生の勝手だってば…!」
「残念でした。大体さぁ、二人で温泉なんてスルことないんだから、恋人の営みに勢を出すしかないでしょ」
「ぎゃーーー……!?」
耳を塞ぎたくなるようなことをカカシが喋り出す。イチャパラ上忍め!!とナルトは〝だのぅ〟が口癖の師匠を酷く恨んだ。きっと普段からあんなエロ本ばっかり読んでるからこんな発想しかないんだ。エロ仙人、ここに現実と妄想の区別が付かない頭の痛い人がいるってばよ!!と、ナルトは心の中で叫んだ。
「四つん這いになって、お尻だけ高くあげてごらん?」
「できるか!」
「なんでー?」
「まだ外が明るいってば!」
「それが逆に燃えるっていうか、背徳感にゾクゾクするというか、オレの愛のためにやってよナルト」
「変態、変態がこの部屋にいるってばぁああああヤマト隊長ヘループ!!」
「ちょっと、なんで二人っきりの時にヤマトなわけ。おまえ、あんまり可愛くないこと言ってると無理矢理犯すよ?」
「ひぎゃーー」
ナルトは四つん這いの状態で襖に手を伸ばし、忍者のくせに素人丸出しの方法で脱出を試みようとしたが、あっさり大人の腕に拘束されてしまう。
無理矢理犯されるのかと背後のカカシにビクつくナルトに、大人は悪い笑みを浮かべた。
 
 
 
 
「ああ……っ。やだ、そこばっかり…っひう、カカシせんせぇ…!」
「ん、ちゅむ……おいし」
「はぁあん…っ。ふう…そこ汚いってばぁ」
「ん、んー…可愛いナルトのここ」
「ひぁ、深い……っ」
「ふふふ、ナルトのここ今〝きゅ〟ってなったよ?」
まだ明るい泊まり宿の和室から、少年の悩ましげな声が響いていた。少年に覆い被さっているのは銀色の大人だった。少年の懇願するような声に構わず、彼は情事を押し進めているらしい。放りだされたままの荷物。勢だように脱がされた防寒服。少年のものと思われる形の良い楕円形の爪がカリリと畳を引っ掻いた。
「あのさ、カカシ先生。オレの尻なんて舐めてて楽しい?」
先程から四つん這いで臀部を高くさせる体勢を強いられているナルトは、恐る恐ると言った様子でカカシに訊ねた。
チロチロと舌を使ってナルトの尻孔の周りを舐めていたカカシは口の端に垂れていた唾液を拭って、ナルトの尻から顔を上げる
尻を侵食していた生暖かい感触が消えてナルトは小刻みに震える。いきなり貫かれるのは16歳になったとしても男の性を持つナルトにはかなり辛い所業なので、下準備をしてくれるのは有り難いが、この方法はいつになっても好きになれない。
カカシの事は愛してる。だけど、カカシの尻を舐めろ…と言われればかなり抵抗があるだろう。だから、進んで自分の尻の孔に舌を入れているカカシが信じられない。
カカシの方を振り返ると、満面の笑みを浮かべている綺麗な顔の大人がいて、勝手に尻孔がきゅんと引き締まってしまった。
「ナルトのここ。オレにみられて、今、きゅってなったよ。やらしい身体。凄くそそられるよ」
「うう……」
カカシがじぃと自分の尻孔を見ているのがわかってナルトは居心地が悪そうに身を捩る。居た堪れないので、あんまり見ないで欲しいのだが、この大人には贅沢なお願いなのだろうか。
「センセーがナルトのここ綺麗に舐めてあげるからね?」
「ノーセンキューだってばよ…」
「やわらかくしないと辛いのはナルトでしょ。ほら、そろそろ観念しなさい?」
「んうう……」
舌と一緒に指も出し入れされる。どうやら、中に唾液を送り込まれているらしい。カカシの指が内部の良いところを微妙に外して掠めてむずむずする。ナルトの腰はもどかしさから勝手に振れてしまい、それがカカシを喜ばしていることが見ないでもわかった。ナルトの口から切ないため息が落ちる。
「こういうのさ温泉に入ってからにしねぇ…?」
「なんで?」
「だってさ、オレの身体きれいにしてからのがいいじゃん…」
「それじゃあ、ナルトの味がしなくなっちゃうでしょ?」
「うぐ。変態…」
「ほら、もっと腰を高く上げて?」
「あうう…」
ナルトは涙が出そうになってしまった。なぜ、こんな恥ずかしい体勢で、こんな恥ずかしい行為を強いられなければいけないのか。
「あ、ああぁ…っ。ひぁんっ」
それなのに、ぬくぬくとカカシの舌を出し入れされると、勝手に変な声が上がってしまう。
「ふふふ。ふやふやになるまでナルトの、舐めてあげるね」
「だめだってば。あっ、ひん」
ナルトは何とか腕を使って秘所を隠そうとするが、無駄な抵抗だった。ぐいぐいとカカシが迫って来る。逃げ出そうにもカカシに中途半端に下ろされたズボンと下着が膝のところで絡まって自由が利かない。臀部を揉まれ、双方を割った中心地点にカカシが顔を埋める。
「カカシセンセ、センセ……ッ!」
先程からカカシの視線を感じてた場所を丹念に慰撫される。
「ナルトのここ、もう凄く濡れてるよ…」
「はうぅ…」
湿った舌音が和室を満たす。窓の外は雪の色を陽光が反射してやたらと白かった。ナルトは膝をガクガクさせて、カカシを視線を受け止めながら、外の乱反射する光線に視線を移して、不明瞭な声を漏らした。
「あう…あ、あ、あ…」
「一度も触ってあげてないのにこっちも勃っちゃってるし…ナルト、オレに舐められただけで感じちゃったの。ほら、おまえのここやーらしい液をだらだら垂らしているよ」
カカシの手に両手でやわく肉棒を握られると、ナルトは吐息を漏らした。
「あんっ、カカシ先生」
「ふふ、気持ちいい?」
「あ…、あ……、あぁ……っ」
「いいみたいだねぇ…?」
「とけちゃうってば……」
「…………」
視点のずれたナルトの潤んだ瞳に、カカシの喉元がごくんと鳴った。カカシの欲望が脈打つ。
「え……カカシ先生?」
頬を畳に着けて、手足を投げ出し、もうほとんど腰元だけカカシに支えられている状態だったナルトは、しかし尻孔に押し当てられたものの質量と熱に目を見開いた。
「あ、やだ。だめ……!」
「もう、いやがっても遅いよ。挿れるよ?」
四肢をバタつかせ、前にずり上がろうとするが、臀部を引き寄せられる。
「はぁ、ずいぶん素敵な慰安旅行になりそうだねぇ」
「イ、イアンリョコウ?温泉旅行じゃなくて?」
「そ。ここ最近任務ばっかりで疲れていたし。オレのこと、おまえの身体で慰めてね?」
「う、うわ!?」
カカシは私服のチャックを開けると、自分のそそり立つ性器を取り出した。自分の性器を右手で持つとナルトの臀部に位置を合わせる。
「あーーっ」
カカシの肉棒がぐんとナルトの中に押し入って来る。
「ちょ、待って。カカシ先生、くる、苦しいってば」
「あつ…気持ちいい」
「はぁぁあ……きつぅっ。センセイの、挿って…くるっ」
ナルトは歯を食い縛って、畳に爪を立てる。ぐいぐいカカシのモノがナルトの内臓器官を犯す。
「はぁ……もう全部収まったよ」
「くううぅ、んぅ……っ」
「やわらか…」
冷や汗をダラダラ流して、ナルトはカカシを受け入れる。ナルトは息も絶え絶えに、串刺しにされた蛙のような体勢で、床に這い蹲った。カカシは舌舐めずりをすると、ナルトの身体を穿つ。
「あっ、はう、ううんっ。カカシ先生、待って。待てってばオレの心臓がおかしくなるっ」
ナルトの身体がカカシの性器の感触に馴れる間もなく大人のペースでゆさゆさと、揺さぶれば、ナルトから抗議の悲鳴が上がった。
「そんなこと言われてもナルトのここ、エッチな音を立ててオレを誘うんだよ?」
「あっ、うっ…。嘘っ」
「だから嘘じゃないの。ほら、おまえの孔がオレのを飲み込んでいく」
「ちが…、ちがうっ。あ、あんっ。嘘、嘘だってば」
嫌がるナルトを追い立て、挿入を繰り返していると、言葉とは裏腹にナルトの肌は次第に、カカシの身体に吸いつくように馴染んでいく。
そして激しく揺さぶれば、揺さぶるほど、花が開くように、しなやかな身体は色付き、艶を含んだ嬌声が上がった。
「子供の体温は高いっていうけど…ナルトの中はいつもあったかくて気持ちいいよね」
「あっ、あっ、あっ。オレもう16歳だってばよ。それに、誰と比べてるんだってば……ああんっ!」
「あはは。ごめん、ごめん。焼き餅妬いてくれたの?」     
甲高い声が幾つも上がる。それは任務の時に凛々しい声ではない。16歳の少年の声とは思えないほどの色っぽさだ。以前のような鼻がかった甘い響きはなくなったものの、そのぶん媚がなく、カカシの鼓膜には叩くように、よく響く。
カカシは目を瞑ってナルトのあられもない声を堪能してから、ナルトの尻を抱え直す。次に来る衝撃を想像してか、ビクン、とナルトの身体が強張る。ナルトはバックからカカシに挿入されるのが苦手だ。それでもカカシがそうした体勢を強いる時は必死に耐えてみせる。プライドなのか、愛故なのか、ナルトに今度意地悪く訊ねてみようか、とカカシは笑みを零した。
自分が、性欲に塗れて揺さ振ってる最中に、時々不安げにナルトが俯いて歯を食い縛っているのをわかっているのに、ついやってしまうのは、ナルトのその仕草が可愛らしいからだ。まだ自分はナルトに頼られる存在であるのだという確認は、カカシのささやかな征服欲を煽る。
畳にナルトの汗が滴り落ちている。引っ切り無しに上がる嬌声と、カカシを甘くやわく締め付ける内壁の感触。
「あ、あぁん。うん……っ!」
「イきそう、ナルト?」
カカシは、世の女性なら一発で堕ちてしまいそうな特別な声で、ナルトの耳元に優しく囁くと、すでに言葉にならないのか、ナルトがこくこくと頷く。意味を成さないか細い悲鳴の連発が部屋に溢れる。頬は赤く染まり、汗で髪の毛が額に張り付いていた。相当、切羽が詰まっているようだ。
カカシは、背後から自分を受け入れているナルトに覆い被さった。
「ああ……っ!」
今までにない圧迫感。深い挿入に思わず達してしまいそうになったナルトの精をカカシは右手でやんわり塞き止める。
「あ、やだ。なんで…っ!?」
「おまえはまだイッちゃだーめ」
「はぁ、やだってば…んんっ。そんな…!」
「ん。もっと気持ち良くなろうねぇ?」
「あっ、あっ、あっ、あー」
達したいのに、カカシに阻止される。それなのに、後ろからガンガンと責められ、カカシの手の中にあるナルトの性器は限界まで張り詰め、解放を促していた。カカシに激しく突かれるたびに、出したい願望だけが募る。
過ぎた快楽は拷問にもなる。ナルトの頭の中は、ただ達したいとそれだけになってしまった。
「やだぁ、イキたいってばぁ。離して。カカシ先生、手を離せってば…っ。はうぅん……っ」
自分の性器を覆うカカシの手をナルトは解こうと必死になる。しかし、ただでさえ平静を欠いているナルトの拙い指の動きでは、それも適わない。
自然と懇願するような口調になり、両手でカカシの手を握りながら涙目で振り返る。
「お、お願い、センセー。イカせて。オレ、出したいってばぁ…」
「んー。もうちょっと。あー、おまえのナカ締まる。サイコー…」
「あっ。はあぁ、やだぁ…。カカシセンセ、センセッ。この指、弛めて…。こうして、この指、弛めてってば…」
ナルトはカカシの指に自分の指をなんとか割り込ませようとしながら振り返る。
薄っすらと目の淵に涙の粒を溜めて哀願するナルトに、カカシの笑みが深くなる。
「ナールト。ここは気持ちいい?」
「あん!」
「それじゃあここは?」
「ああんっ!」
「こんなとこも気持ちいい?」
「ひぃん……」
「気持ちいいねぇ……?」
カカシは楽しむように、ナルトの身体を堪能した。尻の間を割り、結合部を眺めながら、ナルトのイイ所を的確に突いていく。ナルトのモノより大きな成人男性の硬く勃起したソレを半分だけ出し入れしたり、奥まで挿入して感触を確かめたり、精液と腸液で濡れた結合部からは、もう耳を塞ぎたくなる類の音しかしなかった。
「あっ、ひゃんんん……っ」
腹の中を好き放題に掻き回され、ナルトはとうとう畳に顔を突っ伏してフルフルと震え始める。
「お願い、イカせてってば。おかしくなっちゃうってばぁ……」
「えー…せっかくいいところなのになぁ」
カカシは不満げにナルトを見下ろし、そしてにんまりと極上の笑みを零した。
「ん。可愛いナルト……」
カカシは感動したように、ナルトの髪の毛に指を絡める。「あ…、あぁあ……センセェお願い……」しかし、片手は相変わらずナルトの性器を握ったままだ。カカシが腰をかくかくと動かすと、ナルトが鼻を啜った。
「ふぇ……なんでもするからイカせてってば」
「え、本当?」
「だからイカせてってば…、ああん!」
「どうしようかなぁ。オレとしてはもう少しおまえを楽しみたいんだけど~?」
どうしようかなぁと呟きながらも、カカシの挿入の速度は激しくなる。
「あ、あ、あ、あ…っ」
カカシがナルトの前立腺をぐっぐっぐっと巧みに責める。ナルトの瞳孔が開いてチカチカと細かい光分子が瞬いた。「……キたいっ!」きゅん、とナルトの後孔がカカシの性器を甘く締め付けた瞬間、カカシはナルトの中に挿入したまま射精した。
「ああんっ、カカシ先生だけズルいってばぁ…」
「はぁ…ごめんねぇ、ナルト。おまえのナカあんまりにも気持ち良いからセンセー先にイッちゃった。全部、飲んでね?」
「あ…、あ……、あぁ………ナカ、駄目だったばぁ。あつ」
身の内にドプドプと注がれる精液の量の多さに震えながら、ナルトはカカシの手に性器を握り絞められたままイってしまった。
 
 
 
 
 
 
 
 






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